ウキとカゴの制作時に外せないポイント、バランスと重心

遊 遊

2018年11月23日 05:00

 ウキやカゴを作る時、ただ漠然と作っていないだろうか?

 市販ウキやカゴなら、間違いなく飛ぶか?

 飛ぶ?というなら、確かに飛ぶ?飛んでいるけど、

 実際に、遠投をするとなると、やはりそれなりの工夫が必要だと思うけどね。

 まして、軽い錘でカゴをで飛ばすとなると、ウキもカゴ同様に比重が増す。

 以前、下記の写真を載せた。

 単純に見て、直ぐに分かった人は、既に遠投ウキやカゴを作ってると思う。

 下記の写真は、ほぼ真上から撮ったものなので、分かりにくいと思うが、、、、


>No,1

 横から同じにセットすれば、分かるはず。


No,2

 丸い棒を置き、その上にウキを載せてみれば分かる。

 遠投のところでも書いた、梃子(テコ)の原理と同じと考える。

 ウキ本体の重心が、左右のどちらかに寄っているか?

 1)No,1 では、ウキ管を付けずにバランスを図っている。

  この状態で本体の中心より左側が沈み、羽根側が浮き上がるか?をチェックする。

  羽側が軽ければ、重心は先端よりある。


 2)そこにウキ管を付ければ、間違いなく重心は、先端よりとなる。

  これが、ウキのカゴへの追随性が上がる。


 3)逆に、羽側が沈み込むようだと、ウキのカゴへの追随性は悪く、次第に離れて行く。

  ウキが放物線上の頂点でウキ止めまで離れるようだと、

  カゴは、ウキの着水ポイントまで引き戻される。

  棚が深くなるほど、引き戻される距離は長くなる。


  ウキの先端に錘は必要か?

  市販の遠投ウキでウキ管に錘を付けたのを見かけるが、

  それは単純に、本体や羽が重いから付けているように思うが、

  ウキ単体で考えれば、間違っていないと思うが、

  ウキその物が、重いということ。


  カゴ釣りを始めたい当初、

  ウキの重さは、14g 前後あったと思う。

  まぁ~形状は、ごく普通の形、バランスも羽側に寄っていた。

  今にして思えば、まるで飛んでいなかった。

  今のウキは、約半分前後の重さしかない。

  電気ウキでも 10g 前後。

  ウキを制作する時は、、、

  バランス!、常に重心が先端より来るように工夫が必要です。



  カゴを制作する時も基本は、同じ考え方です。

  ただ、カゴはウキほどに全長がない。

  そこでは、カゴ錘の選択肢になる。

  カゴ錘は全長は、短い方が、重心は先端による。

  軽い錘を使う場合は、コマセを詰めるとバランスが上蓋寄りになりやすい。

  この点を注意して、錘を選択する。

  カゴ錘の全長が短いと、上蓋が開く距離が短くなるのでコマセも入れにくくなる。

  この辺も、工夫が必要になる。

  イロエロ考えるから、面白いと思うんだけどね!

  バランスと重心の取り方、ウキもカゴも考え方は同じです。

 

  
  で、バランス上で
  ウキ管だけ十分です。

  
 

  
重臣

 


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