かごの組立、良い例&最悪な例

遊 遊

2016年06月14日 05:00

 カゴの外観の形状や寸法は、別記してますが。。。
 ※更新】遠投カゴの基本パターン 1/2 下蓋断面寸法
 
 組立時のポイントの良い例と悪い例、参考にして下さい。

 芯棒をカットする前の状態を以下でで説明します。

 1) 通常、カゴ錘が先端部を除き、錘本体がカゴ下部に収納された状態に設定します。


(1)

 2)次に、飛行中や着水時のカゴの状態、空気や海水の抵抗でカゴ本体が上方へ移動します。
 この時、カゴ錘が、カゴ下部からはみ出ないように調整します。


(2)

 3)着水後は、棚に届くまで上記の状態が続き、棚に届いた時にカゴ上部が浮き上がるように設定します。
 ※上カゴ内部に浮力材を入れておくのを忘れないように!!!
 ※下カゴは、常に上下にスムーズに移動するように作成し設定しておいたと思います。


(3)

 4)カゴの組立時の調整を上記のように行わないと、
 カゴ上部&下部は芯棒を通しているので分解はしないけども、
 カゴの失速や、
 空中でコマセ散布をしたり、
 錘がカゴ下部から飛び出ることで空気抵抗を増やしたり、
 カゴ回収時に水の抵抗を増やし巻き取りが重くなったり、
 だいたいこんな感じで飛ぶけど飛ばない、釣果も期待できない。


(4)


 飛ぶけど飛ばない、飛距離が伸びないという意味です。

 写真(4)は、ある意味、空中分解したようなもの、軸棒で繋がってはいるけどね。


 少し脇道に逸れるけども、

 コマセの流れる方向の参考になるかもしれない離岸流など、

 海水浴などでは離岸流は危険視されるけど、釣りやサーフィンには活用する人も多いような。

 釣りではコマセが沖に流れて行くでしょう。。。

 サーフィンなら、体力の消耗を抑えて沖に出れる。。。

 カゴ釣りで、ウキが一列に並ぶ、並んで流れている、

 これは並岸流っていう流れ。

 軽いカゴ錘だと、流されるのが速い!

 ある程度の等間隔で投げ入れても、ウキが追い付いてしまうことが多々あります。

 後から投げ入れたカゴが追い抜いてしまうと、お祭りになるケースがほとんど。

 この辺は、臨機応変に対応する必要があるけどね。

 臨機応変ってのは、

 釣り座が決まった時点で、隣近所の観察を怠らないこと。

 観察から推測できることは、

 隣近所のウキの大きさからカゴ錘を推測したり、

 ラインが、フロータイプか沈下タイプとか、

 色々だけど。。。

 釣り場でのお祭り騒ぎは、険悪な雰囲気になることが多い!!!

 釣果が絡むと一層険悪になったりもする。

 個人的には、非常に嫌なんでね。。。

 カゴ釣りシーズンピークは、釣り座の隣近所の間隔が1mなんてこともある。

 ピーク時ほど、ウキも接近しがち、

 お祭りも、ワッショイ!ワッショイ!なら良いんだけどね~!

 混み合った釣り場ほど、竿捌きが大事だと思いますよ!!!



 釣り場で会ったら、宜しくです。

  遠投カゴの製作&組立

  更新、上記の内容をより具体的な写真を加えました。

  詳細説明は、かご釣りHPで確認して下さい。

  次回は、カゴ錘について、ちょいと具体的に説明します。







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